119番の日
交通事故を起こしてしまった場合、そのドライバーは安全な場所にクルマをとめ、負傷者がいるときは119番通報し、救急車が到着するまでの間、可能な応急救護処置を行わなければなりません🤕
また、事故当事者でなくても、現場に居合わせたときも可能な限り協力しましょう🤝
教習所の学科教習(第二段階)でも応急救護処置講習があり、救急車が到着するまでの間に負傷者に対しての救命処置および応急的な手当の方法などを学びますが、かなり前なので内容をほとんど忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか❓
私自身も不安がありましたので、先日、赤十字の救急法基礎講習+救急法救急員養成講習(3日間)に参加してきました🏥
救急講習には、赤十字の救急法講習と消防署の救急救命講習があり、講習内容はほぼ同じようですが、カリキュラムや認定証(有効期限)等に違いがあるようです👨🏫
救急法基礎講習
手当の基本、心肺蘇生(胸骨圧迫・人工呼吸)の方法、AEDの使用法、気道異物除去の方法などを学びます
※最後に学科試験(4択×10問)、実技試験(心肺蘇生)があります
救急法救急員養成講習
急病・けがの手当(三角巾を使用して止血・包帯・固定)、搬送方法などを学びます
※最終日に学科試験(〇×25問)、実技試験(止血・骨折時の固定方法)があります
予約方法
まずは日本赤十字社HPで開催されている講習を確認して申込みます📩
※横浜市内の講習は定員の8倍近く集まることもあり、早めに受付終了になってしまうようです🙅
〆切翌日には受講決定のメールが届きます📩
受講料:¥3,300-
1日目(救急法基礎講習)
受講者は30名(男:16 / 女:14)
1時間ほどの学科(手当の基本、一次救命処置について)講習後✍
ペアにわかれて、体位の基本(傷病者の寝かせ方など)👬
4人グループで一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた電気ショック)の実技講習
一通り練習が終わると、そのまま実技試験
(試験といっても指導員の方がフォローしてくれます)
その後、学科試験📝
(自己採点で、間違ってしまっても訂正したらOK)
全員合格です💯
2日目(救急法救急員養成講習①)
午前中は学科講習(危険度の高い急病の症状とその手当、止血方法などについて)✍
午後から実技講習
担架や毛布を使った搬送方法
三角巾のたたみ方からはじまって、頭や腕などさまざまな部位の固定方法🤕
最終日の試験に向けて、ひたすら三角巾を使って練習💦
(2日目は試験なし🙌)
3日目(救急法救急員養成講習②)
午前中から実技講習
骨折の手当🤕
副子(骨折部に添えて固定する機材)を用いた固定方法
昨日の三角巾の復習
午後からは総合実技
大地震により被害がでた想定で、傷病者・救助者・観察者のグループにわかれて、今まで学んだことを使って演習を行います
(試験ではありません)
全傷病者の緊急度・重症度を把握し、治療優先度を判断すること(トリアージ)が難しい💦
最後は、いよいよ実技試験と学科試験📝
実技試験は練習と違い、時間制限(各部位1分半以内)があります⌛
(うまくできなくてもフォローし、続けさせてくれます)
各講習の受講証と認定証(基礎講習)はその場でもらえますが、救急員の認定証(養成講習)は、最後の試験に合格していたら郵送で届くようです📨
➠ 無事、認定証が届きました🈴
119番通報後に救急隊が到着するまで平均で9.4分かかるそうです🚑
呼吸や心臓が止まった人が助かる可能性は、時間の経過とともに低くなるので、迅速な一次救命措置の重要性は増しています⌛