芳賀・宇都宮LRT開業🎊
栃木県宇都宮市と隣の芳賀町をつなぐ次世代型路面電車「LRT(Light Rail Transit)」が8/26に開業します🚊
国内で路面電車の新規開業は実に75年ぶり✨
宇都宮市が雷の多い街「雷都」であることから「ライトライン」という愛称がつけられ、車体は「稲光」をイメージした黄色と黒のツートンカラー⚡
「宇都宮駅東口」から鬼怒川を越えたところにある「芳賀・高根沢工業団地駅」までをむすぶ、14.6kmを電気モーターで駆動するので振動や騒音は少なく、CO₂も排出しないので環境にやさしく、また、停留場と車両に段差がないバリアフリー設計になっています♿
信号機は「右直分離方式」を採用しています👨🏫
「右直分離方式」信号サイクル
- 「クルマ直進・左折矢印信号+電車用矢印信号」
- 「黄色信号」
- 「クルマ右折矢印信号」
- 「黄色信号」
- 「赤信号」
直進(路面電車を含む)・左折と右折の表示をわけて出すことで、路面電車と右折するクルマが衝突しないようにしています👨🏫
黄色矢印信号の上にはわかりやすく「電車用」の補助標識が付けられています⚠️
クルマのドライバーは、電車用黄色矢印信号に惑わされないようにし、これまで通りクルマ用信号に従って走行しましょう🚐💨
路面電車は、北は北海道(札幌)から南は九州(鹿児島)まで全国15都市以上で走っています🚊
クルマが右折する際や駐車車両を避けようとして軌道敷内にはみ出し、後方から来た路面電車と衝突するケースも多く発生しています💥
路面電車は限られた地域でしか遭遇することがないため、教習所でルールを教わっていても忘れてしまっている人が多いのではないでしょうか❓
『軌道敷』とは❓
道路上で路面電車が通行するために設けられた部分🛤
軌道敷内は原則通行禁止です🚫(駐停車も)
これに違反すると🚨
「軌道敷内違反」
違反点数1点 反則金4000円(普通車)
例外として次の場合は軌道敷内を通行することができます👨🏫
- 右左折、横断、転回のために横切るとき
- 「軌道敷内通行可」の標識で通行が認められているとき
- 軌道敷の左側の部分の幅が、通行のために十分なものでないとき
- 道路工事などによって、左側部分だけでは通行できないとき
- 危険防止のためやむを得ないとき
軌道敷内を通行しているときに後方から路面電車が近づいてきたら❓
- すみやかに軌道敷外に出る
- 十分な距離をとる
- 路面電車の通行を妨げてはいけない
『安全地帯』とは❓
- 路面電車の乗降客や道路を横断する歩行者の安全確保のために設けられた場所
- プラットフォーム(路面電車の停留場)
- 大きな交差点で青信号で渡りきれなかった歩行者等が停留する場所など
安全地帯のルール
- 車両は安全地帯に進入してはいけない
- 安全地帯の左側と、その前後10m以内は駐停車禁止
- 歩行者のいる安全地帯のそばを通る時は徐行 ※歩行者がいないときは、徐行の必要なし
停留所で止まっている路面電車に追いついたときは、乗り降りする人や道路を横断する人がいなくなるまで、路面電車の後方で停止して待たなければなりません👐
しかし、次の場合は徐行して進むことができます👨🏫
- 安全地帯があるとき(乗り降りする人がいてもいなくても徐行)
- 安全地帯がなく、乗り降りする人がいないときで、路面電車との間に1.5m以上の間隔がとれるとき
旅行などで路面電車が走る地域を訪れる際に、混乱しないようにルールを確認しておきましょう🕵